hhogのブログ

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働く業界を変えるには?

私は長年、IT業界に身を置いている。もう25年以上になる。以前はIT系の仕事が楽しくて、休日も自分から勉強するほどだった。

しかし、今ではIT業界での仕事に疑問を感じてしまい、身が入らない。

ある業界に身を投じて、長年その業界で働く。それは普通のことである。長年働いていれば、経験や知恵がついていって、より良く働けるものだとどこかで思っていた。でも、私の場合はそうはならなかった。IT業界で働くことへの関心をなくしてしまった。

長年属してきた業界に関心を持てなくなった、それが会社員という立場で発生してしまうと、致命的のように思える。人であれば、興味や関心が他に移ることなど、何も珍しくはない。だいたい、会社という存在であっても、最初に始めた事業を何十年後かにはやめていて、別の事業をしていたということはあるのだ。だから、ある時期に持った関心事が途中で関心を持てなくなるのは、何も不自然なことではない。

ただ、会社員という属性を持った者が「今の事業や業界に関心を持てなくなりました。別の事業・業界に関心があるので、そちらに移ります」ということが簡単にはできない。自分が関心を持っても、受け入れてくれるところがあるかということがまっさきに思い浮かぶし、実際、受け入れるところがあるかどうかを考える必要がある。

でも、会社員のままで実現しようとするから、うまくいかないのかも。やるなら個人で、一人で。むしろ、個人で、一人でできることに自ら移るべきなのかもしれない。会社に受け入れてもらうことを考えるのではなく、自分で動く、自分でやる。希望する業界によっては、個人では同しようもないなんてことはあるかもしれないが、むしろそういう業界なら、関わらないほうが賢明なのかも。